借入の自動返済について

本ページでは、Backpack で借入(Borrow)した資産を返済する際の仕組み、反映される項目、および返済後に適用される制限について解説します。

1. 借入資産の返済とは

借入(Borrow)によって発生した負債は、対象となる資産を該当のサブアカウントへ戻す(返済する)ことで解消されます。返済が実行されると、システム内で以下の項目が即座に更新され、その結果はポートフォリオページおよびレンディングタブに反映されます。

  • 借入残高の減少: 返済した金額分、負債総額が減少します。

  • 利息発生の停止: 返済が完了した時点から、その金額に対する借入金利(利息)の計算が停止します。

  • 証拠金維持率(Health Factor)の改善: 負債が減ることでアカウントの健全性が向上し、清算リスクが低減されます。

2. 自動返済の基本仕様

Backpackでは、借入(Borrow)の返済をスムーズに行うため、「同一資産の入金=自動返済」という仕組みを採用しています。

自動返済の挙動

特定の資産を借り入れている状態で、その資産をサブアカウントへ入金(外部送金または内部振替)した場合、以下のステップが自動で実行されます。

  1. 借入中の資産がある: (例:1,000 USDCを借りている)

  2. 同じ資産を入金する: (例:500 USDCを入金する)

  3. 自動充当: 入金された500 USDCは、即座に借入の返済に充てられます。

ユーザーが手動で「返済ボタン」を押したり、返済専用のメニューを操作したりする必要はありません。入金が確認された瞬間に負債が軽減されます。

返済後の資産の扱い

入金額が借入残高を上回った場合、余剰分は通常の「貸付(Lend)」資産として扱われます。

  • 負債の完済: 入金額が借入額(+累積利息)と同じ、またはそれ以上であれば負債は消滅します。

  • 余剰分の自動レンディング: 負債を差し引いて残った資産は、そのまま自動レンディングの対象となります。

    • 注意: この余剰分については、入金(返済)時点から72時間(3日間)の満期(出金制限)が新たに設定されます。

留意事項:再借入の制限

返済によって負債が減少・消滅しても、システム上の処理が完了するまで72時間(3日間)は、同一資産を再度借り入れることはできません。

例: 1,000 USDCを返済して即座に500 USDCを借り直す、といった「枠の使い回し」はできません。返済操作を行う際は、その後の資金計画に余裕を持って行ってください。

3. 返済時の重要ルール(再確認)

  • 自動返済の仕組み: 借入があるサブアカウントに同一資産を入金(または内部振替)すると、手動操作なしで自動的に負債(元本および累積利息)へ充当されます。

  • 利息停止とリスク改善: 返済が行われた瞬間に、対象額に対する借入金利の支払いは停止し、証拠金維持率も即座に改善されます。

  • 再借入の制限: 返済完了後、システム内での処理に3日間(72時間)を要します。この期間が経過するまで、同一のサブアカウントで同じ資産を再度借り入れることはできません。

  • 余剰入金分の満期設定: 借入額を超えて入金(返済)された分は、通常の貸付(Lend)資産として扱われます。そのため、入金時点から3日間(72時間)の満期(出金制限)が新たに設定されます。

  • 返済資産の同一性: 返済は必ず「借りている資産と同じ種類」のアセットで行う必要があります。担保にしている別の資産で直接返済することはできません。

  • アカウント単位の独立性: 返済はサブアカウントごとに独立して処理されます。他のアカウントに資金があっても、借入がある特定のアカウントへ資金を移動(内部振替)させない限り、返済とはみなされません。

4. 返済状況の確認方法

返済状況の確認は、以下の画面から確認できます。

対象アカウント(Main / サブアカウント)を選択

ポートフォリオページ

→ポートフォリオページ右上「時計」マークから履歴ページへ遷移

→レンディングタブ内の「返済済み借入」タブ

→借入残高・利息や返済後残高を確認できます。

ここでは、

  • 累積利息

  • 平均APY(年利)

  • 取引タイプ

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