アカウントとサブアカウントについて

Backpackでは、1つのログインアカウントの中に、用途に応じた複数の「サブアカウント」を作成して管理することが可能です。 サブアカウントを活用することで、資産のポートフォリオを整理したり、借入・貸出(Borrow/Lend)の状態を個別に管理したりすることができます。

1.サブアカウントの作成方法

1. 画面左上のアカウント名をタップします

2. 右上の「+」ボタンをタップします

3. 名前を指定し「サブアカウントを追加」タップし作成が完了します。

2.各サブアカウントの独立性

各サブアカウントは、以下の項目が完全に独立して管理されます。

  • 保有資産の残高

  • 借入・貸出(Borrow/Lend)の状態: どのアセットを貸し、何を借りているか。

  • 取引履歴: アカウントごとのアクティビティ。

  • 満期日(出金可能日): 各アセットの3日間の出金制限期間。

【重要】サブアカウント利用時の注意点

サブアカウントは「別々の口座」として機能するため、以下の点に十分ご注意ください。

  • 満期日はアカウントごとに管理: サブアカウントAの資産が満期を迎えて出金可能であっても、サブアカウントBに新しく入金した資産は3日間の満期(出金制限)が発生します。

  • 内部振替による満期のリセット: サブアカウント間で資金を移動させた場合、移動先のサブアカウントでは「新規入金」とみなされ、新たに3日間の満期が設定されます。

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出金の可否や満期日の正確な状況を確認する際は、必ず対象のサブアカウントを個別に選択した状態で情報を参照してください。

3. 清算リスクの独立性

サブアカウントを利用する上で最も理解しておくべきは、「リスク(清算)もアカウントごとに完全に分離されている」という点です。

  • リスクの非合算: 複数のサブアカウントに資産を分散させている場合、それぞれの証拠金維持率は個別に計算されます。

  • 補填の制限: サブアカウントAで担保が不足し、清算水準(MMR 100%)に達した場合、サブアカウントBに十分な余剰資金があっても、自動的に補填されることはありません。

  • 個別清算の発生: アカウントAの維持率が改善されない限り、そのアカウント単体で清算(1%の手数料を伴う強制決済)が実行されます。

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借入を行う際は、どのアカウントでどれだけの担保を維持しているかを、常にアカウント単位で注視する必要があります。

4. 内部振替(Sub-Account Transfer)の仕様

サブアカウント間の資金移動は行えますが、借入・貸付のルール上、以下の挙動が発生します。

  • 「出金」と「入金」の同時発生: システム上、移動元では「出金」、移動先では「新規入金」として処理されます。

  • 再借入制限の影響: 借入を返済するために別のアカウントから資産を移動させた場合、受け取ったアカウントでは「3日間の再借入制限」が開始されます。

  • 担保解除のタイミング: 移動元のサブアカウントで借入がある場合、担保として利用されている資産は移動(内部振替)させることができません。

5. サブアカウント利用時の重要ルール(再確認)

  • リスク管理の完全独立: 各サブアカウントの証拠金維持率(Health Factor)は個別に計算されます。特定のアカウントで清算(MMR 100%)が発生しても、別のアカウントにある余剰資産が自動的に補填に回ることはありません。

  • 3日間の満期隔離: 資産の出金制限(72時間の満期)はアカウントごとに管理されます。メインアカウントで制限が解除されていても、サブアカウントへ移動した瞬間にそのアカウントで新たに72時間の制限が開始されます。

  • 内部振替による期間リセット: 同一アセットを保有するアカウントへ追加で内部振替を行った場合、そのサブアカウント内にある同種アセット全体の満期日が「振替完了時から3日後」に再設定(ロールオーバー)されます。

  • 返済・再借入制限の適用: サブアカウント間の移動を利用して返済を行った場合、その受取側アカウントでは、返済完了から3日間(72時間)の再借入制限が適用されます。

  • 担保資産の移動制限: 借入の担保として機能している資産は、維持率を割り込むような移動(内部振替)はできません。移動させるには、先に返済を行うか、十分な余剰担保がある状態にする必要があります。

  • 清算手数料の個別発生: 清算条件に達したアカウントに対してのみ、約定金額の1%の清算手数料が発生します。他の健全なアカウントへの影響はありませんが、リスクのあるアカウントは個別に解消する必要があります。

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