レンディングページの見方・確認方法(市場情報の参照)

レンディングページの位置づけ

レンディングページは、各暗号資産の レンディング市場全体の状況を確認する参照画面です。

ここに表示される情報はすべて、

  • 市場全体の貸出・借入状況

  • 金利が決まる仕組み

  • 利用率やリスク構造

を示しており、個々のユーザーの出金可否・満期日を示す画面ではありません。

貸出・借入情報(サマリー)の見方

本サマリーは、第三者同士の貸借プールを示すものではありません。お客様が入金した対象資産はBackpackに対する貸付として取り扱われ、Backpackが借入主体として運用し、その結果に基づき利率(APY)の目安が表示されます。出金可否や満期日など、お客様個別の状態はポートフォリオ画面でご確認ください。

このエリアで分かること

選択した資産(例:SOL)について、市場の需給バランスを把握するためのサマリーです。

上部の意味

  • 銘柄: 現在表示しているレンディングマーケットの対象資産(例:SOL / USDC など)を示します。

  • 貸出残高: Backpackが当該銘柄について、ユーザーから借り入れて運用対象としている総量を示します。

  • 利用率: Backpackが当該銘柄を運用するにあたり、運用・流動性管理上どの程度の利用状態にあるかを示す指標です。

  • 利息発生までのカウントダウン: 次回のベース利息の計算・付与タイミングまでの残り時間を示します。

貸出情報(左側)の見方

貸出情報では、以下の項目が表示されます。

  • 利用可能量: Backpackが当該銘柄について、運用・流動性管理上まだ追加で受け入れ/活用できる余力の目安です。 ※お客様個人の「出金可能額」や「満期」とは関係しません。

  • 総貸出額: 当該銘柄について、Backpackがお客様から借り入れて運用対象としている総量を示します。

  • 貸出 APY(年利): Backpackが当該銘柄の貸付に対して支払う想定年利(利息率)です。

利率は固定ではなく、運用状況・流動性状況等に応じて変動します。

これらから分かるのは、

  • Backpack側に運用・流動性の余力があるかどうか

  • 当該銘柄の貸付に対して、どの程度の利率が想定されているか

といった、Backpackの受入・運用状況の目安です。

借入情報(右側)の見方

借入情報では、以下の項目が表示されます。

  • 総借入額: 当該銘柄について、Borrow機能を通じて発生している借入残高の合計(システム全体の総量)を示します。

  • 借入上限: 当該銘柄について、Backpackがリスク管理・流動性管理の観点から設定している上限の目安です。

  • 借入 APY(年利): 当該銘柄を借り入れる際に適用される想定年利(借入金利)です。

金利は固定ではなく、運用状況・流動性状況等に応じて変動します。

ここからは、

  • 当該銘柄のBorrow機能が、システム上どの程度利用されているか(総量)

  • 上限に対する余裕がどの程度あるか

  • 現時点の借入金利水準

といった借入条件の目安・参考情報です。

金利モデル(利息モデル)の見方

金利モデル(利息モデル)は、Backpackにおいて 貸付(Lend)および借入(Borrow)に適用されるAPY(年利)が、どのようなルール・指標に基づいて算定されるかを視覚的に示すための説明用モデルです。

本サービスでは、お客様が入金した対象資産はBackpackに対する貸付として取り扱われ、Backpackが借入主体として運用します。金利モデルは、その運用状況やリスク管理上の指標(利用率等)に応じて、貸付に対する利息率(Lend APY)および 借入金利(Borrow APY)がどのように変動しうるかを理解するための画面です。

この画面で理解できる主なポイントは以下のとおりです。

  • なぜ現在のAPY水準になっているのか(算定の前提)

  • 利用率等の指標が変化したとき、APYがどのように動く設計か

表示されている主な項目

この画面では、APY算定の前提となる代表的な指標が表示されます。

  • 現在の利用率(Current Utilization): 当該銘柄について、Backpackの運用・流動性管理上、貸付として受け入れている残高に対してどの程度の利用状態にあるかを示す指標です。

  • 最適利用率(Optimal Utilization): 金利設計上、Backpackが想定する 安定的な運用・流動性確保の観点で望ましい利用率水準を示します。一般に、この水準を境にAPYの変化の仕方(傾き)が変わる設計となります。

  • 調整後利用率: スロットル等の制御ルールや安全措置を考慮したうえで算出される、実効的な利用率(利率計算に用いられる利用率)です。

  • 最大利用率(Max Utilization): 金利モデル上の理論的な上限値です。利用率が上限に近づくほど、流動性・リスク管理の観点から、金利が大きく変動する設計となる場合があります。

  • 利用率に応じたAPY曲線: 利用率(および関連指標)の変化に応じて、貸付に対する利息率(Lend APY)と 借入金利(Borrow APY)がどのように変動するよう設計されているかを示すカーブです。

証拠金モデル(マージン)の見方

証拠金モデル(マージンモデル)は、Borrow(借入)を行った場合に、担保価値の変動や借入額に応じて、どの水準で清算(Liquidation)リスクが発生しうるかを可視化するための シミュレーション用モデル画面です。

Backpackでは、ユーザーが貸し付けている資産(Backpackへの貸付残高)を担保として、別の資産を借り入れることができます。証拠金モデルは、その借入操作を行う前に、必要な担保水準やリスクの増え方を理解することを目的に設計されています。

この画面は、

  • 借入を行う前に、清算リスクの構造を理解するため

  • 借入額を増減させた場合に、どの程度の安全余裕があるかを把握するため

に用意されたものであり、現在の借入残高や実際の清算状況をそのまま表示する画面ではありません

表示されている主な項目

この画面では、以下の情報が表示されます。

  • あなたの借入額(取引額ベース): シミュレーション上で想定する借入額(USD換算)です。実際に借りる前に、借入額を変更しながらリスク感度を確認できます。

  • IMF(Initial Margin Fraction / 初期証拠金率): 借入を開始するために必要な、最低限の担保(証拠金)水準を示します。

  • MMF(Maintenance Margin Fraction / 維持証拠金率): 借入を維持するために必要な担保(証拠金)水準を示します。

    一定水準を下回ると、清算リスクが発生します。

グラフ上では、借入額が増加するにつれて、

  • 必要証拠金(必要担保)がどのように増加するか

  • 清算ラインがどの位置にあるか

を視覚的に確認できます。

スロットル(Throttle)モデルの見方

スロットル(Throttle)モデルは、Backpackにおいて、特定の銘柄で利用率が過度に上昇した場合や、短時間に借入・貸付(Backpackへの貸付/Borrow機能の利用)が集中した場合に、Backpackが行う流動性・リスク管理上の制御ルールを可視化するための説明用モデルです。

本サービスでは、お客様からの貸付資産はBackpackが借入主体として運用し、Borrowは担保に基づいて別資産を借り入れる仕組みです。スロットルモデルは、こうした運用・借入の集中が起きた場合でも、システム全体の安定性とリスク管理を維持するために、段階的に制限(抑制)をかける仕組みとして設計されています。

スロットルは、金利モデルや証拠金モデルとは異なる、追加の安全装置(第三のリスク管理レイヤー)です。

表示されている主な項目

この画面では、以下の指標が表示されます。

  • 起動閾値: スロットル制御が開始される利用率の水準(この水準を超えると制御が発動します)

  • 現在の閾値: 現在の利用率が、起動閾値に対してどの位置にあるか(制御が発動しやすい状態かどうかの目安)

  • 更新率: スロットルの制御内容(抑制の強さ等)が、どのペースで調整されるかを示す指標

  • 時間軸: 利用率が高い状態が継続した場合に、制御がどのように進行するかのイメージ(段階的に強まる/緩和される等)

スロットルモデルが示しているのは、次のような状況が発生した場合に、

  • 利用率が高くなりすぎた場合

  • 短時間に借入・貸付の利用が集中した場合

Backpackが流動性とリスクを適切に管理するために、システム上の制限を段階的に適用するという仕組みです。

これはBackpackが借入主体として運用・提供しているBorrow/Lend機能を、安全に継続提供するための運用上の制御です。

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